体長2.7m 体重400kg ヒグマが “巨大化” したワケとは?
2015/10/12(月)<体長2.7m 体重400kg ヒグマが “巨大化” したワケとは?>
【スーパーJチャンネル】 http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
【news every.】 http://www.ntv.co.jp/every/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┓ <体長2.7m 体重400kg ヒグマが “巨大化” したワケとは?>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「とんでもない、でっかい!」
「いやぁ驚かれるどころの騒ぎでないんでない?」
先月2015年9月26日
【北海道紋別市】
トウモロコシ畑に“超巨大グマ”が出現!
◇トウモロコシ畑の所有者
仕留めるのは「至難の業」だよ。
・秋に入り、ヒグマによる被害に悩まされていた。
◇トウモロコシ畑の所有者
普通の年の2倍以上あったんじゃない?被害は。
・畑の荒らされ具合からヒグマの仕業だと感じた男性は【猟友会】に助けを求めた。
そして決行されたのが『追い込み作戦』。
広大な畑に植わっていたトウモロコシを外側から内側に向かって(時計回りに)
刈り取っていき、徐々にヒグマを追い詰める。そして畑から飛び出してきた
“超巨大ヒグマ”を猟銃で仕留めたという。
体重約400kg、体長約3m。超ヘビー級のヒグマだった。
◇トウモロコシ畑の所有者
400っていったら鉄砲撃ち(【猟友会】)の人でももう「聞いたこともない」とは
言ってた。
・栄養価が高く大好物だという『トウモロコシ』を食い漁っていたと見られる。
・北海道では住宅地などにヒグマが出没し、時に人に危害を加えることもあるという。
紋別市でも8月頃から住宅地や畑などでヒグマの足跡が複数見つかっていて
警戒を強めていた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Q.でもなぜここまで“巨大化”したのか?
A.
◇板東元 園長 旭山動物園
すごく安心して食べられる状況が長く続いてたんじゃないでしょうかねぇ。
(トウモロコシ畑に)ドカッと居座って(笑)、ムシャムシャ*2たぶん食べ続けて
たんでしょうね。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗■スタジオにて
◆スタジオで紋別市で見つかった“巨大ヒグマ”の実物大のパネルを紹介
※竹内由恵キャスターの10人分はあろうかという巨大な熊のパネル。(驚)
「それにしても大きいですね」「予想以上に大きいですね。(苦笑)」
【環境省】の資料によると
(ヒグマの)成獣の体重というのは、150~250kgぐらいで、稀に300kg
というのがいる。
今回の400kgというヒグマがいかに大きかったのかが伺い知れる。
「列島に居る、熊・猿・鹿という三大哺乳類が害獣になってしまったのは惜しい」
・ちなみに捕獲後、地元の皆さんで召し上がったという。*熊鍋・熊肉*
※「オゥ」と驚き合掌をしながら、なぜか笑顔を見せていた竹内由恵キャスター。
肉食系女子か?(笑)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣・同日同時間帯の日テレ【news every.】によると推定6~7歳のオスだったらしい。
◇80代男性 猟友会
大きさは初めてだ、こんな大きいのは。*頷く*
エサ一杯食ったんでないの? すごい荒らし方だったもの、畑は。
◇60代前半の男性 酪農家
丸々と太ってて、それだけ被害もこれだけ出るのも頷ける太り方だったので
ビックリしてます。
・ヒグマが現れたのは家畜用の『デントコーン畑』。ハンターは畑を周辺から刈り取り
ながら、ヒグマを囲い込み、畑から飛び出してきたところをハンター2人がかりで
仕留めたという。
・紋別市ではここ数年、ヒグマによる『デントコーン畑』の被害が相次いでいたため、
今年2015年も8月頃からハンターを使って警戒に当たっていた。
・一般的にヒグマの体重はオスで200~300kgと言われているが、
今回駆除されたのは400kgという巨大ヒグマ。
◇坪田敏男 教授 北大獣医学研究科
400kg超えるクマはあまり見掛けなくて、
冬眠する前に体重の大体40%の脂肪を付けますので
300kgだと大体400kgになる。
・農作物が豊富にある畑はヒグマにとっての「エサ場」となってしまう。
◇坪田敏男 教授 北大獣医学研究科
できたら畑をされている皆さん(農家)には電気柵を張ってもらって
ヒグマがなるべくその農作物を口にしないようにしてもらいたいと思いますね。
・ヒグマが冬眠の準備をするこの季節、被害に遭わないよう対策を進めることが重要。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・北海道を徒歩で旅したことがある人は知っていると思いますが、かなりの確率で
『熊注意』の看板を目にしたはず。国道沿いにある民家に立ち寄ろうとしただけで
この看板ですから。実際夜中にはノシノシと歩き回っていることが、ひと際大きい
糞から判ります。昨日は無かったのに・・・ 。
┗・田舎では歩く人はほとんど見掛けませんが、特に北海道の場合は相手がヒグマなので
徒歩での旅はお薦めしません。よく自前の簡易テントを担いで旅している若者なども
見掛けますが、襲われるのは勝手ですが人肉の味を覚えられると周りが迷惑するので
止めてもらいたいものです。バス停留所などで寝泊まりするのも危ないと思います。
それだけヒグマの出没範囲は拡大してしまっているということです。もっと告知を
すべきだと個人的には思います。『熊嵐』の街中版など起こったら怖いよ。(苦)
慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫)
- 作者: 木村盛武
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る