ロシアで信じ難い天気予報「シリアは空爆日和」
2015/10/07(水)<ロシアで信じ難い天気予報「シリアは空爆日和」>
【みんなのニュース】 http://www.fujitv.co.jp/minnanonews/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <ロシアで信じ難い天気予報「シリアは空爆日和」>
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◆信じ難い天気予報
2015年10月3日
ロシア国営ニュース
【ロシア24】“天気予報”にて、
◇天気予報士(?) 20代後半の女性
シリアでは「ロシア空軍の作戦」が続いていますが、専門家によると
「気候上はちょうど良い時期」です。
・画面にはロシアではなくシリアの地図が大きく表示され、
10月のシリアの 平均気温 21℃
最高気温 37℃
最大降水量 7mm
曇りの日数 3
最大風速 15m/c
などまで伝えられていた。
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・そして天気予報とともにロシア空軍によるシリア空爆の様子。
◇天気予報士(?) 20代後半の女性
10月のシリアは飛行する上で良い時期になるでしょう。
・またこの天気予報の中でキャスターは、シリアの天気について
爆撃機の攻撃しやすい高度より雲が高い位置にあるため、
10月は空爆がしやすいと具体的に説明した。
※爆撃機は3-5km上空から空爆を開始。
10月は雲が4-6km上空にあるという写真画像付き解説だった。
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◇天気予報士(?) 20代後半の女性
ロシア空軍の任務を妨げるのは「砂嵐」だけでしょう。
・10月のシリアが如何に“空爆日和”であるか強調した。
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◆シリア領内で空爆を続けるロシアは-
・空爆の目的はあくまでも過激派組織【IS】イスラム国だと主張している。
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◆しかしアメリカは-
・ロシアがアサド政権を支持するために【IS】イスラム国でなく
反体制派を攻撃していると強く非難。
・更にロシアでは義勇兵による地上戦突入のシナリオも取り沙汰されており
アメリカなどのより強い反発が予想されている。
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・ニュースだけではなく、天気予報のコーナーでもシリア空爆作戦を取り上げた
ロシア政府。さらなる軍事介入の姿が浮き彫りになり、シリア情勢はさらに
混乱することになりそうだ。
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┗■スタジオにて
◇伊藤利尋 MC
シリアでは事実、アメリカ/ロシア/フランスなども空爆を行っているわけです
けれども、国営テレビの天気予報で、まっ情報を伝える違和感は感じますよね。
◇犬山紙子 コラムニスト
子供も見えますからね、コレ。子供が「あっ空爆とはそういうものなんだ」と
受け取れちゃいますよね。なんかロシアってそこまで本気なんだなってぇのが
伝わって、ちょっと・・・
◇伊藤利尋 MC
うん、そうですよね。明確にやはり国営テレビで国民に対して「ロシアやるぞ!」
と言ったということですよね。
◇江上剛 作家
ロシアの“強い意志”を感じますよね。
ロシアはシリアに軍港があるなどの非常に「利権」がありますからね。まぁ
関係も深いですから。ただまぁ欧州の方は『難民問題』を抱えてますからね。
ロシアが「【IS】の共同戦線をやろう」と、こう声を掛けてますよね。
アメリカが如何に反対してもですね、ひょっとしたらそういうのがロシアで
構成されるかもしれませんね。
まっ混乱を極めるシリアですけれども、これ『難民問題』の根本解決。
この混乱、全く先が見えない印象です。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・遅ればせながらようやく触れられた一件。先に行われた【米露首脳会談】に於いて
一気にロシアが動いた。「じゃあ、やってやるよ」。国民から強い支持を得るには
「嘘をつかないこと」なのは日本国民ならば誰もが強く実感しているだろう(苦笑)
それをロシア・プーチンは即実行に移しているだけの話。こうした報道はかつての
日本でも行われてきた。ただし日本の場合は「嘘八百」なものばかりだ。偉そうに
人道的になんたらと言う資格は我々日本人にはまだないと思う。
┗・その後このロシアによる「シリア空爆」が徹底したものであることが判明しますが
それは別途メモして感想を述べたいと思います。ただ言えるのは「格の違い」。
アメリカは“初の黒人大統領”に拘りすぎてその確固たる地位を失ってしまった。
露中の勢いは我々が報道で知る以上に強固な者となっているのかもしれません。