安保法成立後も続くデモ “選挙権18歳” 高校生は

2015/09/21(月)<安保法成立後も続くデモ“選挙権18歳”高校生は>
報道STATION】 http://www.tv-asahi.co.jp/hst/


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓ <安保法成立後も続くデモ “選挙権18歳” 高校生は>
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www.tv-asahi.co.jp

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┣■連休中も各地で集会やデモが行われた


  2015年9月21日午後2時頃
 【東京・渋谷駅前】
  ※足を止めているのは若者ではなく、中高年50代以上の男女ばかりが目立つ。
   組織だったもの ??  正直閑散として人は全然集まっていない状況に見える。


 ◇高校1年生男子(15)
  渋谷を歩いている高校生、中学生の皆さん。俺らの未来なんです。

  ※やっぱりスマホを不安げに覗く。せめて見続けないでパッパと処理できないのか?
   こういう姿を見ていると正直弱々しく、情けなく見えちゃうだけなんだよね。
   心から、腹の底から訴えを上げて欲しい。


  2015年8月30日
 【国会前】

  「頑張ろうッ!」 「頑張ろう!」  ※掛け声の音頭を取る女性に圧倒された(笑)
  「頑張ろうッ!」 「頑張ろう!」


  国会正面の通りを完全に埋め尽くしている。

    「  安 倍
      やめろ! 」  ※一際大きな白地に黒文字の垂れ幕が
               白黒不気味な風船に釣られて高く掲げられている。
               この映像は初めて見たなぁ。


 ・注目を集めたのは、声を上げ始めた“若者たち”


 ◇茂木健一郎 脳科学者
  (若者らは)自分たちはこの日本の中で「何もできない」と思ってたのがぁ、
  ちゃんと「世の中に影響を与えられるんだ」ってことを一つの成功体験として
  持ってると思うので、“これはね、大きいですよ!”・・・ 声を少し荒げる。


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  2015年9月21日午後2時頃
 【東京・渋谷駅前】
  憲法学者らによる呼びかけで行われている抗議活動だった。

  ※どおりで年配者ばかり目立つわけだ。(苦笑) ただ遠巻きで眺めているだけで、
   場所柄を考えると閑散とし過ぎた感じは否めないと思う。


 ◇高校1年生男子(15)
  僕は『戦後100年』を迎えた時、自分の子供に

  「日本は100年間、戦争をしなかったんだって自慢したい」です。


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  2015年9月19日
 【京都府京都市
  高校生らがデモを主催した。『 SCHOOL OF DEMOCRACY IN KYOTO 
                 戦争法案に反対する京都高校生デモ 』


 ◇高校生男子(16) ※デモを主催
  安倍総理に教えて欲しいことがあります。「『民主主義』ってなんですかぁ?」
  反対意見を無視し、強硬に多数決を採ることですか?
  それは私達が知っている『民主主義』ではありません。


 ※四条通を軽トラに乗り、やはりラップ調のリズムに合わせてデモ行進が行われた。
  3~4列ほどの行列が続くも、アーケードの歩道を通る人はあまり感心を示さず。
  行進自体にも勢いはあまり感じられず、先頭を初老の男性がカメラ担いで歩いている
  姿をみると、ソッチ系の団体の後押しがあるのかと思われる・・・

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 ・来年2016年の【参議院選挙】では18歳から投票ができるようになる-


 ◇高校生男子(17)
  あのやっぱり今の安倍さんが、やろうとしていることを見てて、
  「『民主主義』はどうなるんやろう」とか、あのホンマに俺らの未来が
  戦争するようになるんじゃないかって。

  今、声上げへんかったら、絶対後悔するなと思って。

  18歳選挙権になるから、あのぉ俺ら若い世代のみんなで声上げて・・・


 ◇高校生男子(16) ※デモを主催
  これから18歳が、18歳も『投票』に行けるということで、エェー
  『模擬投票』とかもそういう政治的な教育って全然学校がしないんですよね、まだ。
  そういうことを「僕達がしていきたいな」と思います。


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  2015年9月19日
 【北海道札幌市】
  長いデモ行進の行列が続いている。  ※札幌は全国的に見ても熱心に見受けられる


  「 戦争は福祉の最大の敵      ※一際大きな垂れ幕。黄色地に黒文字。
    平和こそ最大の福祉

   「戦争する国」へすすむ安全保障関連法案=“戦争法案”阻止 !!  」

 


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 ◆デモについて

  2015年9月19日
 【日本テレビ】のインタビューにて  ※日テレ系列ばかりに出ている。(苦笑)

 ◇安倍 総理大臣
  日本は言論の自由を保障しています。それを国民は行使できます。
  当然国民のひとつの声だろうと思います。


  今日2015年9月21日
 【山梨県鳴沢村
  相変わらずのゴルフ。

 ・【第2次安倍政権】発足から1000日を迎え、記者から意気込みを問われると

 ◇安倍 総理大臣
  これからも一日一日を大切に、全力で強い経済を作っていくために
  頑張っていきたい。


 ・安倍総理から語られたのは『経済』のみだった。


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 ◆一方の野党は-


  今日2015年9月21日午後4時半頃
 【大分県大分市

 ◇岡田克也 代表 民主党
  参議院で我々が多数を取れば、自衛隊を出す時の国会承認が出来なくなります。
  そして衆議院で我々が多数を取れば、この憲法違反の法案は白紙に戻すことが
  出来ます。


  2015年9月19日
 ◇志位和夫 委員長 共産党
  各党に呼び掛けるということは“初めて”だということです。

  【安倍政権】がやっている様々な、国民の民意に背く“いろんな暴走”。
  これを止めるという点では、いろんな政治的な合意や一致点が形成しうるのでは
  ないかと、私は考えております。


 【共産党
  『安保関連法』の廃止に向けて野党に、次の国政選挙での“選挙協力”を
  呼びかけた。

  これまで選挙協力に消極的で、多くの選挙区に独自候補を擁立してきた。

  しかし今後、野党で候補が重なる場合「一本化で調整する」という。

  【民主党】は早速、野党候補一本化の協議に応じる姿勢を示している。

 

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┣【報道STATION】緊急電話世論調査

  調査日  :9月19日(土)・20日(日)
  調査方法 :層化二段無作為抽出 (全国125地点)
  調査対象 :1000人
  有効回答率:46.9%


  <内閣支持率

          支持する  支持しない
  2015年1月12日  45.6%     36.3%
  2015年2月 8日  50.9%     26.9%
  2015年3月22日  48.8%     29.9%
  2015年4月19日  47.3%     33.0%
  2015年5月31日  44.3%     33.8%
  2015年6月28日  43.2$     37.1%
  2015年7月19日  36.1%     47.0%
  2015年8月23日  42.4%     37.4%
  2015年9月13日  39.8%     38.7%
  2015年9月20日  37.1% (-2.7%) 45.4% (+6.7%)


 ・支持率が↓37.1%に下落。支持しないと答えたのが↑45.4%となり
  「不支持」が「支持」を再び上回った。


 ・特に女性の支持が大きく落ち込んだ。
                        答えない
          支持する  支持しない  分からない
  2015年9月13日  39.2%     30.8%    30.0%
  2015年9月20日  30.2% (-9.0%) 47.8% (+17%) 22.0%


  与野党の議員が揉み合いとなる中で、

  Q.与党が参院での採決に踏み切ったことについて

  A.評価する 13% / 評価しない 70%   ※7割が批判した。


 ・また注目すべきは安保関連法案に「賛成」の人だけでも

  Q.与党が参院での採決に踏み切ったことについて

  A.評価する 32% / 評価しない 47%   ※半数近くが不快感を抱く

 

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┣■著名人(学者や文化人)が積極的に発言


 ◇山田洋次 映画監督
  この国が「民主に義の国」ならば、
  この国の政府が誠実に「国民の声に耳を傾け」、
  真剣に「国民の幸福」と「世界の平和」について考える政府であったならば、
  今回の強行採決という目を覆うような“無残”な政治はなかったはずです。
  今日2015年9月19日は 日本人として“とても悲しい日”です。


 ◇宮家邦彦 研究主幹 キャノングローバル戦略研究所 ※元外交官
  残念ながらこのような法案/法律/体制というものは、非常に残念ですけど
  実際にそのような事態が起きてみないと、なかなかその真価というものは
  理解されないと思います。

  あらゆる事態に於いても、最低限の抑止力を利かせるために、
  今まで穴が一杯空いている日本の安保法制をですね、その穴を埋めることで
  悪意による武力の行使なり紛争をですね、思い留まる・躊躇すると。
  それがまさに「抑止の強化」というものだと思います。

  まっいずれにしてもこの法案は、もう法律に成ってしまったわけですから
  まあそれは今度は粛々とこの法案(法律)をどのように今の憲法の枠の中で
  運用するかという責務が政府にあるわけですから、ご説明を続けていくという
  ことなんだろうと思います・・・


 ◇茂木健一郎 脳科学者
  ※デモの群衆の中でマイクを片手に・拳を振り上げ・飛び跳ねて、力強く抗議。

www.youtube.com

  日本人はね!「長いものに巻かれろ」とか、「寄らば大樹の陰」みたいに、
  その空気を読んでソッチに流れていくことをしやすい性質を元々持っていると思う
  ので、【国会】がああだと、益々【国】がね“歯止め”が利かなくなっていくって
  いうか。【憲法】ってそういう意味で言うと国の政治に“歯止め”を掛ける非常に
  重要な基準というか、それを無視してしまうと本当に「どこまでいくんだろう」と
  僕自身も不安になりますね。

  今回の『安保法案』の成立は、ちょっと「取り返しがつかない失敗」だったなぁと
  後の歴史家は評価するんじゃないかなぁと思いますけどね。

  今回の法案って忘れてはいけない論点っていうのはアレは「憲法違反」だってこと
  ですよね。まず訴訟を起こして、ちゃんと裁判所の判断を受けるというのが一つの
  やり方だと思うんですけど、*スゥー* 捲し立てるように話し、ひと息入れる。

  もう一つは今回のSEALD's に代表される「新しい政治運動」の在り方っていうのを
  もっと広げてくことじゃないでしょうか? 草の根から起こる・そういう運動が
  起こってくると、ひょっとしたら半年後くらいには全然、今想像できないような姿が
  見えてくるかも知れないですよね。*力強く頷く*

 

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┣■元兵士が見つめた安保審議「これが民主主義なのか!」

  2015年9月18日
 【愛知県名古屋市
  『安保法』の採決を見守る男性がいた。


 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵
  『民主主義』と今まで言ってきたけど、“本当の民主主義”ではなかったのでは
  ないかというのが、私は今70年経って、つくづくそう思いますねぇ。

  ※とてもハキハキとして聞き取りやすい語り口。頭脳明晰な方だと伺い知れる。


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  先月2015年8月13日(木)
  愛知県名古屋市
 【戦争と平和の資料館 ピースあいち】

  「夏の戦争体験者による語り 鈴木忠男さん 陸軍無線通信候補生の記録」

  ※他も9名の戦争体験者が語ってくれたそうです。
   ピースあいち メールマガジンVol.69


 ・鈴木さんはこの夏、家族にさえ話してこなかった「70年前の戦争体験」を
  人前で初めて語った-


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 ・終戦の年1945年の4月、配慮された部隊に歩いて向かう途中、
  あちこちで女性や子供の焼死体を目撃した。

 ・町は連日の空襲で焦土と化していた。

 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵
  何にも知らない子供や赤ちゃんまでが、死ななければならない状態になることが
  いかに悲しいことかということですね。

  戦争が始まってしまうと、もうどんなことがあるか分からないってことなんですよね


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 【東京都東久留米市
  現在は公園になっているこの場所に70年前、陸軍参謀本部直轄の極秘施設があった

 【北多摩陸軍通信所】
  広大な麦畑の真ん中で、鈴木さん達は密かに敵国の無線を傍受していた。

 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵
  当時は英国・アメリカ・中国それからソビエトと、4ヵ国の間でそれぞれ交信する
  情報電報ですねぇ。それを日本の中でですね「傍受」するわけですね。


 ・得られた爆撃機などの作戦情報は【大本営】に伝えられると同時に、
  『空襲警報の発令』にも役立てられていた。


 ・鈴木さんの部隊は1945年8月6日よりも前の段階で、

  「特殊爆弾を積んだB-29爆撃機が、テニアン島の特別格納庫にいる」

  との情報を既に掴んでいた。

  そして原爆投下当日も-

  テニアン島 b29 - Google 検索

soranokakera.lekumo.biz


 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵
  あれは確かね(B-29が)、テニアンを発ったのが朝方の2時45分ぐらいですよ
  例の信号(特別機)の記号を持った飛行機がねぇ、飛び立ったということは、
  (陸軍)参謀本部へはですねぇ「電報」を入れとったんです・・・


 ・しかし、鈴木さん達が掴んだ情報が生かされることはなかった。
  原爆を載せたB-29が広島上空に来ても「空襲警報は出されなかった」とされて
  いる。そして30万人の命が奪われた。


 ・敗戦の日1945年8月15日、部隊は解散し、その存在は闇に葬られた。

 ・軍の中枢にまで伝わったはずの情報。
  それがなぜ「国民の命」を救うために生かされなかったのか。

  鈴木さんは今の時代にも「共通点」を感じているという。


 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵
  結局ねぇ、どんなことでもねぇ、なかなかその「真実が見えてこない」ということ
  だよね。「真相」というのが。「本当にどうなったのだろうか」というのはねぇ-

  ある部分は“どうしても隠しとかなきゃいかん”部分があるわけですねぇ。
  で、そうしてやるのが「戦略」みたいなもんで、
  何もかも明らかに出してしまうわけにはいかないということがねぇ、
  今もやっぱりあるような気がするんですよね。

eikojuku.seesaa.net


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  一昨日2015年9月19日
 【参議院本会議】
  今回成立した『安保法案』。自衛隊を海外派兵する際の情報には
  『特定秘密保護法』で、国会や国民に「開示されない『特定秘密』も含まれる」
  と政府は説明している。

 

 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵
  戦争が始まる、私達が青年時代にね、味わった
  色んな政見の変更がいろいろとありました。
  で、その時とね、あまり“変わらない状況”が出てきたということなんですよ。

  一生懸命になってねぇ、反対運動をしているこの結果がね、
  これだけの数があるのにも関わらずね、この法案が通ってしまったことについてはね
  私はねぇ、日本という国はね、
  いよいよその『立法』も『司法』も『行政』のためにね“完全に消滅してしまった”
  国じゃないかなという。これは「非常に恐ろしい」ことだと思いますよ。
                 ※語気を強めて忠告された。

  この今の声をね、自然消滅させてはいけないと思いますね。うん、

  それは戦争中に我々が“泣き寝入りしていた”ことと同じことになっちゃいますから

 

 

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┗■スタジオ


 ◇古舘伊知郎 MC
  戦後70年経って、こうして語ってくれた鈴木さんに御礼申し上げます。<(_ _)>

  お隣の木村さんに伺いたいんですが、どういうご意見をお持ちですか?
  ここまでご覧になって。


 ◇木村草太 准教授 首都大学東京 ※気鋭の若手憲法学者
  やはり『法案』に明白な“違憲”部分があったことはコレ確実であり、
  それが可決されたこと。しかもその手続きが極めて強行であったことという点は
  極めて残念に思っています。


  ただこの国会では、政府は様々な言辞を取られました。

  例えば先週の月曜日2015年9月14日、あの国会最終版(?)で
                    【衆院特別委員会】

  ◇横畠裕介 内閣法制局長官
   武力攻撃自体では無い場合に「存立危機事態を認定できる場合はほぼ無い」。


  って言っているんですね。これはあの事実上

  「『存立危機事態条項』によって『集団的自衛権』を行使出来ない」

  と言っているようなものであって、これは非常に重要な言辞だと思います。


  この他にも民主党などの野党は緻密な質問を組み立てましたから、
  政府から非常に重要な言辞を沢山取ってます。

  あるいは、元気/改革/次世代の各党が法案賛成と引き換えに
  「付帯決議」をさせましたけれども、ここでも、

  「武力攻撃自体で無い場合に、存立危機事態を認定する場合には、
   例外なく国会の事前承認を取らなくちゃいけない」

  と書いてあって、政府が独断で『集団的自衛権』を行使できるという、
  そういう事態は防がれているわけですね。


 ◇古舘伊知郎 MC
  「例外なく」って大事ですよね。「例外」が必ず付いちゃいますから普通。

 ◇木村草太 准教授 首都大学東京 ※気鋭の若手憲法学者
  そうですね。日本が武力攻撃を受けていれば、まっ確かに緊急ではあるんだけれども
  「存立危機事態だけを認定する場合には、必ず国会で事前承認を取って下さい」と
  なっているんですね。

  しかもこの『付帯決議』は、閣議決定にもなっています。

  で、野党は『法案』を廃案にしたり「文言を修正する」ってところまでには
  いかなかったんですけれども、相当の努力をしましたし、また無視できない
  “歯止め”の言辞も取っている。これは無視してはいけないことだとは思いますね。

  もちろん将来的には「違憲」部分を除去したりでありますとか、
  あるいは『立法』技術的に稚拙な部分が今回非常に目立ったわけですけれども
  これを改正していく。これは当然必要なんですけれども、

  そうしたことが行われるまでの間は国会審議、
  あるいは数字で取られた(?)政府の言辞や、付帯決議、閣議決定といったものの
  内容を正確に理解して「乱暴な運用を防ぐ」これが大事だと思いますね。


  そしてあのぉよく「違憲訴訟は出来ないんですか?」と私も聞かれるんですけれども
  まぁ確かに実際

  「『集団的自衛権』の行使が行われれば「違憲判決」が出る可能性は高い」

  と専門家の間では言われています。


  しかし今回のような“明白な違憲立法”は、裁判所に頼るのではなくて
  国民自らの手で是正が出来ないと駄目なんじゃないかと思いますね。

  デモや勉強会への参加などもそうでしょうし、あるいは本を読む/ニュースを見る
  そして【選挙】でそれを表現する。

  そうした形で意思を表示していけば、これは是正できる問題だと思いますし、
  今回の『安保法制』がむしろ日本に『立憲主義』が定着するキッカケに成って欲しい
  という風に思いました。


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 ◇古舘伊知郎 MC
  はぁ~なるほど。・・・ 今日あのぉたまたま新聞の朝刊を読んでましたら
  どっかの新聞だったと思うんですけど、内田樹さんが、思想家の。

  「はぁ、なるほどな」と思ったのが「『独裁』ってどういうことか」と。

  『独裁』っていうのは、
     「法を作る所」とそれから「法を作って執行する所」が一つの場合って

  いうのは『独裁』って言うんだと。『独裁』と『民主主義』は共存するケースがある
  ということを覚えるべきだというようなことを展開されていて、なるほど!と思った
  んですが、

  今、どういう状況にあるのか/ないのかって、いろんな意見が交錯しますけれども
  自分の意見をそこからまとめていくっていうのは、もの凄い“しんどい”けれども、
  但しそういう努力をやってさらに行動するっていうのは必要なんでしょうかねぇ?


 ◇木村草太 准教授 首都大学東京 ※気鋭の若手憲法学者
  そうですね。やはり

  『独裁』っていうのは一人の人が簡単に言うと決めてしまうことで、あのぉ

  『民主主義』っていうのはそうではなくて、多くの人が政治決定に参加するって
  いうことだと思うんですよね。

  で、その法案は決して一つでは無い。様々な方法があるってことを自覚すべきだと
  思います。


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 ◇古舘伊知郎 MC
  戦争体験で本当に語って下さった鈴木さんに本当にご立派だと思って有り難いんです
  けれども、他方でですね、木村さん、どう思います? 

  やっぱり同じ体験をした者同士でないと“伝わらない言葉”というのも実はあって、
  じゃあその言葉だけでは無い世界があるんだったら、想像力を働かせたりしながら、
  分かっていることから「できる」って行動へ移していくことが仮に大事だとしたら、
  言葉をきっかけにしてですね。これやっぱり行動をすることというのはこうやって
  各地で見えてきてるっていうのは「新しいことだな」って強く思うんですけどね。


 ◇木村草太 准教授 首都大学東京 ※気鋭の若手憲法学者
  うん。そうですね。やはり同じ場所に立って言うことが、そのお互いの立場を確認
  し合ったりするのに非常に重要なことですし、あるいはその本当に今、鈴木さんの
  ような方のお話が聞ける、今最後のタイミングだと思うので、是非これ、積極的に
  聞いていかなくてはいけないんではないかなと思います。

 

f-m-1954.at.webry.info

 

www.sankei.com

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・う~ん、メモするのに疲れたけれど、結構凄いことを語られておりましたね。
  ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵のお話はスクープじゃないですか?
  先月公民館的な場所で講演されたって話ですけれど、コレって大問題のような。

   → ネットで検索してたら2011年に【NHK】にて既に報じられていました。

┣・大本営は既に終戦・敗戦を決断していた。但しその言い訳となるものが欲しい。
  関東大空襲を始め、各地を空襲して大きな死傷者が及んでいる時点で十分だとも
  思うのだが、軍上層部はなかなか納得しない。ならば民衆の思いも汲み取れば。

┣・プロパガンダというのは大抵が身内に犠牲者を生じさせ、情に訴えて本題へと
  持っていくのが手ですよね。そして驚くべきは戦争終盤は無線傍受されまくって
  作戦が筒抜けだったからと言われていたモノが、傍受自体はこちら側も十分に
  可能だったという事実。先の講演会によればこういう経緯らしいです。

  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
  戦後背負ってきた軍事の秘匿義務は8年前2007年の同窓会誌で解禁され、
  後世への伝承を決意し、戦史の研究を始めました。

  終戦の前年19歳で『陸軍参謀本部通信隊』に入隊 、【北多摩陸軍通信所】
  (東久留米市)に属し、モールス符号による極秘文書の解読や送受信を扱う
  過酷な業務が続きました。

  広島・長崎の原爆投下前B29の基地からの発進情報、ポツダム宣言に係わる
  連合国側の交信録も日本側が傍受していました。 一方、日本の敗戦宣言(詔勅)は
  米国に感知され、核兵器を誇示する対ソ戦略に活用される等々、正当防衛を騙る
  国際条約の無視が横行しました。
  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


┣・これが大本営にいた連中が「草葉の陰まで持って行かねばならぬ話」だったのか?
  皇族はその負い目を抱えているから、アレだけ強い思いで反戦を訴えているのか?


┣・歴史ミステリー話はここまでにして「戦中当時と状況が似ている」との語りが実に
  リアルで怖かったですね。

 ◇鈴木忠男さん(89) 元日本陸軍・通信兵

 「私はねぇ、日本という国はね、
  いよいよその『立法』も『司法』も『行政』のためにね“完全に消滅してしまった”
  国じゃないかなという。これは「非常に恐ろしい」ことだと思いますよ。」

 

  全く以てその通り。似すぎていて非常に恐ろしい。頭の悪い連中は平気で同じことを
  繰り返し“のほほん“面して来ますからね。自分の本心でなく操られているだけなら
  そうするしかないし、それが一番楽だしね。(苦笑)

  しかしこの方、本当にお話・説明が上手でした。もっとお話を伺いたいですね。


┣・なかなか報道されない野党の奮闘ぶりは、今回◇木村草太 准教授 気鋭の憲法学者
  によって判明しました。あとは戦時中のように「無視されない」ことに気を付けたい
  ところです。

┗・でもこうして書いていると、最前線に嫌でも立たされる立場の【自衛隊】内部では
  もう相当に「昔の気質に戻っているのではないか」と疑いの目を持ってしまいます。
  それなりにインタビューも拝見してきた者としては・・・ 。「ヒゲの隊長」にしろ、
  「幕僚長」らにしても、“気分はもう戦争”なんじゃないでしょうか? 不安だ。

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