未だに【オウム】の危険な教義の本質が理解されてない !!

2015/03/12(木)<未だに【オウム】の危険な教義の本質が理解されてない !! >
【バラいろダンディ】 http://s.mxtv.jp/barairo/

s.mxtv.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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  苫米地英人の言わせろ!ダンディ
┏┓『未だに【オウム】の危険な教義の本質が理解されてない !! 』
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 ◇苫米地英人 認知科学
  あのぉ二十日がちょうど地下鉄サリン、二十年ですよね。1995年3月20日
  これからメディアで【オウム】のこと出てくると思うので、あのぉそれを
  見る前に先に“本質を理解しておいて頂きたい”ということで、

  【オウム真理教】宗教だったんですね、言ってみれば・・・

 

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┣■密教とは

 【密教】- 秘密の教え
  通常の修行より“時間や効率で優る”とされる秘密の行法の体系。
  仏教やあらゆる宗教に密教がある。


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 ◇苫米地英人 認知科学
  普通だったら40、50年と修行しなければならないのに、
  「この方法があるよ」「秘密の方法」そうすると一気にサボれるとか解脱できるとか
  そういう意味合いですよね。そういう意味で・・・
                       ◇今井雅之 俳優
  もちろん、空海って『即身成仏』ですから。  空海密教・・・

    ※『即身成仏』
      肉身のままで究極の悟りを開き、仏になること。『即身仏』とは異なる。
      『即身仏』は、修行者が瞑想を続けて絶命し、そのままミイラになること。

  まさにそれは仏教だけでなく、あらゆる宗教に【密教】がある。
  このバックグラウンドを理解しておいて下さい。

 

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┣■業とは

 『カルマ』(業)とは

 ・仏説以外 → 固有的アートマンの永続性による
         行為の因果-『輪廻転生』
                人が生まれ変わり、死に変わりし続けること。

 ・仏説   → 心の作用として生み出される
         因果の情報的連続性-『縁起説』
                    代表的な12縁起(12因縁)がある。
                    原始仏教:その2


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 ◇苫米地英人 認知科学

 ・そこであのぉ、仏教を始めとするそのぉ、いわゆるバラモン系由来の仏教には
  必ず『カルマ』って概念があります。『業』とも言いますよね。

 ・で、仏説以外。お釈迦様はこれを否定したんですけれども、
  「固有的アートマンの永続性によって、行為の因果が必ず返ってくる」。
  一人の自我が死んでもズーッと続くわけです。それが『アートマン』って言われて
  ますよね。それがズーッと続くんで、やったことが生涯生まれ変わっても戻ってくる
  そういったものが『カルマ』って言います。

 ・で、仏説でそんなものはない。固有の『アートマン』そのものが無いですよ。
  まさに無常で「我々は一体として一つの命はズッと続くけれど、それは無常であって
  それは全て我々の心の作用だから、思った作用が情報空間としての因果として
  自分に返ってくる」ということでの連続性ですよね。それは『縁起説』って言います

 ・まっこの二つを押さえておいた上で、【オウム】の教義の地下鉄サリンはまさに
  『ポア』だったので、『ポア』という概念をまず理解しておいて欲しいんですけど、

 

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┣■ポアとは

 『ポア』とは

 【チベット密教
  1.密教行法で「修行者本人が悟りの世界へ」と転移すること。
  2.成就者が「死者の魂を悟りの世界へ」転移させること。

 【オウム真理教
  これ以上「悪いカルマ(悪業)を積まないように」殺すこと。


 ・『ポア』と仏説以外の『カルマ』(と『輪廻転生』)の概念が組み合わさると
  危険思想になる。


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 ◇苫米地英人 認知科学

 ・『ポア』は【チベット密教】ではまさに“秘密の行法”で、
  修行者本人が空海のまさに『即身成仏』のように一気にあの世に転生することが
  出来る、悟りの世界に行ける方法です。

  それとさらに成就した人、まぁ????ですよね。そういう人達の超能力で、
  亡くなった方がたまたま生前修行をしていなくとも、亡くなれば一気に成就させて
  あげることが出来るってことですよね。あのぉ日本で言うと仏教の戒名に近いです。
  仏縁が無くて亡くなった方に、死後慌てて仏弟子にするために神を授けて、そこで
  浄土だったり涅槃に行けるようにする。そういう発想です。


 ・ところが【オウム】は「これ以上悪い『カルマ』を積まないように」そのために
  「殺してあげる」ことなんです。『ポア』と仏教ではそういうことはあり得ない
  んですけど、仏教以外の『輪廻転生』の概念が組み合わさると大変危険な思想に
  なります。

  これが地下鉄サリンの後ろに流れていた。

 

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┣<【オウム】の『ポア』の思想>


 「 凡夫は悪いカルマ(悪業)を積んでいる。
   カルマを積む前に殺して上げた方が本人の魂の救済になる。
   「苦しめて殺してあげた方が」カルマが精算されるので本人のためになる。 」


 ◆【チベット密教】の教えとは全然違う。
  「修行者が悟りへ移行する」ための行法。
  生前にそのような行法が出来なかった死者に、高位の僧が同様な転移を試みる行法。

 ◆【オウム真理教】は「戒名を付けるために殺す」という“本末転倒の教義”。


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 ◇苫米地英人 認知科学

 ・『凡夫』とは一般人、我々のことです。悪いカルマを積んでいる?
  これ以上カルマを積む前に殺してあげた方が本人の魂の救済だ。
  それもできるだけ苦しめた方がいい。苦しめればその分カルマが軽減されるので。
  だから『サリン』だ!ってことになるんですよ。

 ・【チベット密教】と一緒にされるんですけど全然違います。
  【チベット密教】はさっき言ったような『行法』の話であって、ですからまさに
  【オウム】は「戒名を付けるために殺す」っていう本末転倒の教義を持っているわけ
  ですよね。

  実際、麻原が昨日2015年3月11日付けの【朝日新聞】に出てますけど、
  

www.asahi.com

   ◇広瀬死刑囚
   「麻原は『現代人は悪業を積んでいて、通常の教えでは救済できない。
    ポア(殺害)によって救済する』と言っていた。サリンを撒くことは
    救済だと思った」と証言した。

 

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┣■なぜ信徒は【オウム】にハマり、テロ殺人を起こしたのか


 1.密教は悟り(解脱)への「近道という安直な教義」の刷り込み。

 2.密教行法(主にヨガ行法)による「超人への憧憬」-「空中浮揚」など

 3.ヨガ行法に含まれる「強い快楽への依存性」-「クンダリーニの行法」など

 4.薬物洗脳-「LSD、覚醒剤」、その同時使用。

 5.仏説以外のカルマ/「輪廻転生を信じさせること」。恐怖による支配。

 6.ポアの教義の受容


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 ◇苫米地英人 認知科学

 ・これ社会全体でなんですけど【密教】というのは「近道」になっている。
  「悟りへの近道」であると安易な教義の刷り込みになります。

 ・密教行法とともに【オウム】の場合『ヨガ行法』が多いんですけど、
  「超人」になるような「空中浮揚できる」という風なそういったものへの
  憧れがある。そういうものは若者皆あるんですけど。

 ・それと『ヨガ行法』の中に「強い快楽」が生まれてくる方法論があって、
  それに対する依存が生まれてくる。『クンダリーニ』なんかはまさにそうですけど
  行法なんかそうですけど、     

deeksha777.blog88.fc2.com

 ・薬物洗脳。実際『LSD』とか『覚醒剤』使ってて、主に自衛隊や警察官を
  リクルートするんですけど、実際【オウム】にリクルートされた自衛隊員に
  お弁当を食べると自衛隊員がよく「元気になる!力が出る!」って言っていたん
  ですけど、実はそれに『LSD』と『覚醒剤』が入れられていたんですよ。

  で、元気になるんですから、そういうことを実際にやっていて、信徒には
  『キリストのイニシエーション』というのは実際『LSD』入れてましたから。
       

blog.goo.ne.jp

山口雅彦 「私のオウム真理教総括」 | 指導員・会員の総括 | オウムの教訓 -オウム時代の反省・総括の概要-


 ・そういう意味で、それにプラス、仏説以外のカルマ/輪廻転生を信じさせると、
  恐怖によって支配することができるわけですよ。

  実際、中村昇受刑者(48)は

  「グルへの絶対的な帰依を求められた。従わないと自分の修行が進まず、
   無間地獄に落ちる。そうなると何百億年も苦しまないといけない」


  こういう風に信徒達は思っているということで、そのポアの教義を最後それを
  受容させてしまえば、煎じ『地下鉄サリン事件』になるってことです。

 

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┗■結論


 1.アートマンの固有性、“永続性によるカルマと輪廻転生”
   「生まれ変わり」は釈迦が否定した教義。仏教ではない。
   流布する人達の教義は【オウム】と本質的に変わらない。

 2.教義からポアの思想が生まれ、『地下鉄サリン事件』などが起きた。

 3.仏教や神道の日本で、このようなカルト教義はいらない。
   本人が信じていても、「カルマや輪廻転生など流布は慎むべき」。

 

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 ◇苫米地英人 認知科学

 ・『カルマ』や『輪廻転生』などをテレビで流布するのは“社会的な害悪”だと
  思うので、そういうことは慎みましょうということ。少なくとも仏説ではない
  です。

  我々は無常であって、心が世界を生み出すのであって、
  「固有のアートマンが何度でも生まれ変わる」ことは無いです!


 ・実はあのぉ今、全人代で・中国が、ダライ・ラマ(14世:1935年7月6日生)が
 
   「自分は輪廻転生しないかもしれない」って言ったんですよ。

  そしたらなんと全人代

   「それは間違っている。君は輪廻転生するんだ」。

  なぜかっていうと中国が「次のダライ・ラマを選ぼうとしている」んですよね。

  ダライ・ラマ自身が「輪廻転生しないかもしれない」。要するに

  【チベット密教】でも【アシュラム】(?)でも実際の文化的・歴史的な背景として
  言ってるんで、宗教的な『ポア』での『輪廻転生』は【チベット密教】でも無いと
  いうことをダライ・ラマ自身が言っているんで、これを安易にルーズすることは、
  【オウム】みたいなことは今後も起きるんで慎みましょうって話です。

                ◇阿部哲子 MC
                 知識としては知って、行動を見た方が良いという
  そういうことです。      ことですね。

                 ありがとうございました。


  おまけ
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 ◇苫米地英人 認知科学

  恒例の(笑)、著書の紹介が行われた。

  『煩悩の教科書』と『悟りの教科書』が1セットになっている。
   天台宗の荒了寛 大僧正(1928年福島県生)

煩悩の教科書 あなたも菩薩になる

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悟りの教科書 「煩悩力」を生かせ

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  『頭のよい子の親がしている28の習慣』 

 

 ・3冊セットで20名様にプレゼントされた。 相変わらず *太っ腹!*
                       応募し損なった。(^^ゞ


 ・ちなみに今回の話は、
  著書
  『スピリチュアリズム』(にんげん出版、2007年)でも述べられているようです。

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[オーディオブックCD] スピリチュアリズム

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◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・難解な用語が度々飛び出し、まるで講義を受講した後の学生の気分です。(苦笑)
  自信がない用語は(?)付けてます。各自改めてご確認下さい。<(_ _)>


┣・『地下鉄サリン事件』1995年3月20日のことはよく覚えていて、速報とともに
  管理室に籠もり、状況をラジオで一生懸命に確認してました。ある意味で、
  『9.11アメリカ同時多発テロ事件』2001年9月11日以上のインパクトが
  ありましたよね。バブル景気が弾けて、世が混沌とする中でのテロですから。
  身に迫るというか、次は一体何が起こってしまうんだ?という強い恐怖心を
  煽られた思いがあります。

┣・その後、ようやく近年になって【オウム真理教】の内情がTVなどで公の目に
  曝されます。安易に広めてしまうのもTVの怖さですが、この放送によって、
  逃亡していた信者への逮捕へと繋がりました。「良心に訴えかけた」という
  ことですかね。

┣・バブル当時の「品性の無い」「倫理性にも欠ける」社会情勢について行けず
  疑問を感じた若者達が宗教などの勧誘へと誘われていった。その中に1つに
  【オウム真理教】があった。最初は誰でも優しく接し褒め称え、教義を教え
  ながら徐々に本質を明らかにしていく。厳しい修行(クスリも使っていた)
  から耐え抜く・楽になるためには、教団の教義を理解しなければならない。
  そして他者の命を勝手に絶つという、その異常と思われる教義をも受容して
  しまった。それは単に「楽したい」という自分への甘えではなかったのか?

┣・一般社会であろうと、宗教であろうと、組織だったものには規律が求められる。
  大きくなればなるほどその規律は厳しいものになる。安易な逃げ場所などは
  ないのだということを若い人達には知って欲しい。いや、若者だけではなく
  心身共に静寂になっている貧困層の大人にこそ強く戒めるべきでしょうか。


┗・説法めいた話をしてしまったが、【オウム真理教】で未だにTVでは手つかず
  になっている分野がある。クスリだ。『LSD』や『覚醒剤』が多用されていた
  ことまで判っている。報じている。しかしその出所の追及がまだなされていない。

  『村井秀夫刺殺事件』  1995年4月23日午後8時35分

  また話は全然変わるが、この事件も真相はまだ闇の中だと思う。

  『豊田商事会長刺殺事件』1985年(昭和60年)6月18日


  組織だったものに潜む影。企業であろうと宗教団体であろうとそれは付きまとう。

  信じられる者は己自身であることをまずは基本に、人生を練るべきだと私は思う。