春に食べたい体に良い野菜BEST8
2015/04/11(土)<春に食べたい体に良い野菜BEST8>
【林修の今でしょ!講座】 http://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓傑作選SP <春に食べたい体に良い野菜BEST8>
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管理栄養士 岸村康代先生 ※野菜の食べ方のプロ
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┣第8位「らっきょう」
“水溶性食物繊維”が豊富。
血糖値の上昇を抑える。
余分なコレステロールを輩出
腸内環境を整えて便秘対策にもなる
キャベツの約50倍の水溶性食物繊維を含む。
甘酢漬は水溶性食物繊維が溶け出し急減する。
春旬は生のまま食べるか、焼く、薬味などが良い。
塩を振って3分焼くだけで美味しい。納豆に合う。
(アリシンが納豆のビタミンB1の吸収を高める。)
また花粉症対策につながるフラボノイドという成分が含まれており
らっきょうの生産全国1位の鹿児島県は花粉症の発症者の割合が少ない
というデータもある。(それでも20%は超えている。)
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┣第7位「トマト」
“リコピン”以外にも様々な効果があることが最近の研究で判明。
13オキソODAが中性脂肪を抑え“メタボ対策”になる。(京都大学)
抗肥満作用
トマトの水溶性成分に疲労を軽減し、アルコールの分解を助ける働きがある
リコピンは細胞を壊して摂取すると吸収率が高まる。(ジュース状がいい)
カルシウムは体に吸収されにくい栄養素だが、トマトに含まれるクエン酸は
その吸収力をアップさせる。トマトのチーズグリルやミネストローネなどの
料理はおすすめ。カルシウムと一緒に食事を摂ると良い。
トマトはポリ袋に入れて保存すると、他の野菜の持ちを悪くしない。
トマトから出るエチレンガスが他の野菜の持ちを悪くしてしまう。
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┣第6位「アスパラガス」
“ルチン”が豊富。動脈硬化を防ぐ働きがある。
またグルタチオンも豊富で酸化悪玉コレステロールの発生を抑える。
保存方法は立てて保存するのがおすすめ。
寝かせて保存すると糖分やアミノ酸などの栄養素が減ってしまう。
栄養を無駄にしない調理方法は炒めもの。
良いアスパラガスは穂先が締まっていて切り口が乾燥していないもの。
茎の三角形が正三角形に近いほど美味しい。
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┣第5位「グリンピース」
“ビタミンB1”がにんにくの約2倍。
ビタミンB1が不足すると糖質は脂肪に変わるためダイエットにおすすめ。
栄養を逃さない食べ方は30秒茹でる。ビタミンB1は水に溶けやすい。
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┣第4位「たけのこ」
“チロシン”(アミノ酸)が豊富。やる気や集中力アップに役立つ。
ドーパミンなどのホルモンの材料になる物質。
チロシンはたけのこの“白い点”なので洗うともったいない。
チロシンを逃さない食べ方は『たけのこご飯』。炭水化物で吸収力が高まる
かさ増しができて食物繊維が豊富なのでダイエット向き。
実際には岸村先生は11年間で13キロ自然に痩せることができた。
美味しいたけのこの見分け方は、穂先が茶色か黄色のもの、
下の部分にあるボツボツが色の薄いものが新鮮。
たけのこを茹でるときは、牛乳を入れるとエグみを抑えられる。
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┣第3位「ふきのとう」
“カリウム”が多い。体内からナトリウムを排出し脳卒中のリスクを下げる。
また“若返り”のビタミンEが豊富。苦味成分は抗酸化作用が強い。
苦味成分を食べたくなるのは身体が抗酸化作用を欲しているから ??
ビールが飲みたくなるのは単にビールが好きだから。>林先生。(苦笑)
美味しいふきのとうの見分け方は、つぼみがしまっていて緑黄色のもの。
料理法は天ぷらがおすすめ。
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┣第2位「プチヴェール」
“食物繊維”は、レタスの約7倍
“βカロテン”(ビタミンA)は、ピーマンの約6倍
“ビタミンC”は、ほうれん草の約5倍
“ビタミンE”は、ごぼうの約2倍
など栄養素が他の野菜より豊富。芽キャベツとケールを掛け合わせた新野菜
またビタミンA・C・Eが同時に摂れるので風邪を引きにくい。
プチヴェールは茎の真ん中部分が食する部分。
ブロッコリーの葉の下、味はブロッコリーに近いが葉物のような食感。
90gで300円ほどで売られている。
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┣第1位「菜ノ花」
“葉酸”と“ビタミンB6”が、心臓病、大腸がんの対策に期待されている。
抗腫瘍作用
貴重な栄養素。水に溶けやすい。逃さない調理法は茹で過ぎないこと。
30秒くらい茹でて、水につけずに冷まして食べる。
菜の花のシチュー、菜の花のグラタンなどがおすすめ。
ビタミンCは乳製品に含まれるカルシウムと一緒に摂ると効率がいい。
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┣■春の時期に食べられる“スーパー野菜”(ハイブリッド野菜)
・島根県『あすっこ』
ブロッコリーとビタミン菜の掛け合わせで生まれた新野菜。
茎が柔らかいのが特徴。そのまま食べられる。エグみが少ない。子供も食べやすい
βカロテンがレタスの2倍、ビタミンCがほうれん草の3.5倍。
・山口県『はなっこりー』
ブロッコリーと中国の野菜サイシンを掛け合わせた新野菜
カルシウムがにんじんの2倍、ビタミンAがピーマンの5倍。
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┗■野菜のミニ知識テスト
『ごぼう』
抗酸化物質の栄養を損なわないための調理法は? → 電子レンジで温める。
『キャベツ』
ビタミンEを逃がさない調理法は? → 油で炒める。
『セロリ』
栄養素を逃さない保存法は? → 葉と茎を切って保存。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・今年は野菜が高すぎる! 天候不順らしいけど夏以降は安く出回るのか?
┗・北海道の千歳で食べた「アスパラガス」の美味しさが未だに忘れられない。
結構生産者によって品質に大きな差が出る野菜だと思う。風味もそうだけど
硬かったりね。固かった、こっちの表記だっけか?(苦笑)