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自分は何タイプ?目からウロコの4スタンス理論

2015/04/11(土)<自分は何タイプ?目からウロコの4スタンス理論>
【FOOT×BRAIN】 http://www.tv-tokyo.co.jp/footbrain/

www.tv-tokyo.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓自分は何タイプ?目からウロコの4スタンス理論
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 ゲスト:廣戸聡一(スポーツトレーナー)
          JOC強化スタッフ・日本ゴルフツアー機構アドバイザー
          様々なジャンルのアスリートのコンディショニング・栄養摂取等
          総合的に指導するトレーナー。体の動かし方のスペシャリスト。


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┣■4スタンス理論を知っていますか?

 ・パワー、体格の差があるから日本人が勝てないというのは大きな間違い!
  自分が持って生まれた体の特性を理解できれば最大限のパフォーマンスが出せる!

  きちんと体を使い切っている人は世界に出てもそんなに遜色ない。
  パワーリフティングなど460キロ程のスクワットを行うが、人類最高重量記録は
  日本人。(パワーリフティング世界チャンピオン 三土手大介選手)


 『4スタンス理論』
 ・血液型が4タイプあるように、
  実は人間の体の動かし方にも4つのスタンス=タイプがあるという。
  “生まれ持った体の特性”自然に出来ることを伸ばした方が選手は飛躍的に伸びる

  自分がどのタイプかを知ることで、より効果的に運動パフォーマンスを
  上げることができる

 

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┣■体の動かし方1:まずは大きく2つのタイプに分かれる。

 『重心の位置』

  Aタイプ:つま先側に重心があることで安定がある人。
  Bタイプ:かかと側に重心があることで安定できる人。

  <AorBチェック方法>
  『片足飛び』(けんけん) 上がる足に大きな違いがある!

  Aタイプ:つま先重心。片足を後ろに上げた方が進みやすい。
  Bタイプ:かかと重心。片足を前に上げた方が進みやすい。


  Aタイプ:体を張って伸ばしている感じ。
       体を「伸ばす」ことで力を発揮する特性。

  Bタイプ:体を屈め縮めている感じ。
       体を「縮める」ことで力を発揮する特性。


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┣■体の動かし方2:さらに2つのタイプに分別する。(4タイプになる)

 『軸の方向』

  A1タイプ:「斜め」に体を使うことでパワーを生む。  イチロー
  A2タイプ:「縦」に体を使うことでパワーを生む。   王貞治

  B1タイプ:「縦」に体を使うことでパワーを生む。
  B2タイプ:「斜め」に体を使うことでパワーを生む。

  <1or2チェック方法>
   椅子に座った状態から指の力だけで立ち上がる。
   人差し指と薬指、どちらが立ち上がりやすいかでタイプが判る!
   (かなり大きな違いが実感できる。)

   1タイプ:「人差し指」で立てる。
   2タイプ:「薬指」で立てる。


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┣■『4スタンス理論』の実例


 『A1タイプ』体を「伸ばす」×「斜め」

        本田圭佑、ペレ、イチローダルビッシュ有
        羽生結弦石川遼内村航平
        勝村政信


 『A2タイプ』体を「伸ばす」×「縦」

        長友佑都ロナウジーニョ王貞治浅田真央
        タイガー・ウッズウサイン・ボルト
        皆藤愛子福田正博


 『B1タイプ』体を「縮む」 ×「縦」

        岡崎慎司ジダン長嶋茂雄織田信成福原愛ガッツ石松
        都並敏史


 『B2タイプ』体を「縮む」 ×「斜め」

        香川真司マラドーナ松井秀喜田中将大
        安藤美姫フィル・ミケルソン
        廣戸聡一


 ・香川真司がペレを目指したとしても、あるところで挫折することになりやすい。
  指導者が1つのことをやらせようとしても、タイプの異なる(残り4分の3)の
  選手たちはやりにくい。

  指導者が選手がそれぞれ持つ特性を知る。→ パフォーマンスを上げる近道。


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┣■ガッツポーズで判る、4つのタイプ特性

 ・4月11日は“ガッツポーズ”の日
  1974年4月11日 ガッツ石松 WBC世界ライト級王座獲得
  その時に喜びのポーズ(両手を挙げて飛び跳ねている)がガッツポーズとして
  世の中に広まった。


 『A1タイプ』体を「伸ばす」×「斜め」

  両手でガッツポーズすることが極めて少ない。体を斜めに使うため
  どちらかに体をうねらせながらワンハンドでガッツポーズを取る。


 『A2タイプ』体を「伸ばす」×「縦」

  縦に体を使うので、自然と両手でのガッツポーズがやりやすい。


 『B1タイプ』体を「縮む」 ×「縦」

  拳を脇の下に近づけたりする。縮ませる。


 『B2タイプ』体を「縮む」 ×「斜め」

  体の内側に腕をねじり込むような力強さが特徴。


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┣■『4スタンス理論』走り方 走り方の“リズムの違い”

 ・足の上げ下げ1つで、走りが変わる!

 ・足を上げといて下ろしたら入れ替える。
  踏むということを繰り返す意識を持つことで上手くステップが出来やすい人。
  地面を蹴って足を上げているということを意識した方がやりやすい人に分かれる。

 『Aタイプ』「伸ばす」
  太ももを引き上げる意識を持つと足が動かしやすい。
  進行方向の前足に重心を速く作ろうとするため。
  速く走るために腕の振りを「前方に伸ばす」ように振る。(上げて上げて)

 『Bタイプ』「縮む」
  足を地面に踏み込む意識を持つと足が動かしやすい。
  進行方向に前足を押し出すための間・移行の重心が大事。後ろ足で押し出す。
  速く走るために腕の振りを「後方に縮む」ように振る。(下げて下げて)


 ・「斜め」タイプだけに当てはまる腕の振り方・・・

  体がうねるのに合わせて腕を振るので、体の真ん中に手が集まってきやすい。
  腕を胸の前で交差させて振る。


 ・「縦」タイプの腕の振り方は・・・

  腕を体の側面で縦に振っている。

 

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┣■『4スタンス理論』蹴り方

 『Aタイプ』「伸ばす」
  「みぞおち」で自分の距離や感覚を作っている。
         ボールを見る感覚。コントロールしやすい。

 『Bタイプ』「縮む」
  「喉元」(首の付け根)で自分の距離や感覚を作っている。
              ボールを見る感覚。コントロールしやすい。

 ・自分の軸線の中に感覚を入れて上げると、
  自分の動きの中にボールが必ず付いてくるようになる。*一流*に

 ・感覚なしに手足だけでボールコントロールをする。*素人*止まり

 

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┗■THE Archive

 ・2001年4月11日 「国際Aマッチ市場最大点差の敗戦」

  日韓ワールドカップ・オセアニア予選

   オーストラリア 対 アメリカ領サモア
        31 -  0

  当時のアメリカ領サモアはFIFAランキングで最下位だった。

  その後

  2011年ワールドカップ予選で勝利!

   アメリカ領サモア 対 トンガ
         2 -  1

  この物語はドキュメンタリー映画にもなっている。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・既に良質な番組として広く知られていると思いますが、今回のはメチャクチャ
  納得させられました。子供の頃にこんなトレーナーから指導を受けたかった。
  視聴された皆さんもそう思われたのではないでしょうか?

  ちなみに自分は『A1タイプ』でした。「縦」タイプと勘違いしてました。


┗・こういう知識を知っているかどうかでも格差って生まれますよね。エリート
  豊かな人だけでなく、できるだけ多くの人に公平に知り得るような世の中に
  日本はなって欲しいと今回心底思いました。

  今回の番組は映像を是非とも見て欲しいです。再放送を切望します。