救急車が有料化に?
2015/06/10(水)<救急車が有料化に?>
【news every.】 http://www.ntv.co.jp/every/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓every.キーワード <救急車が有料化に?>
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┣■有識者会議が提言
【経済財政諮問会議】
今月2015年6月1日
概要議論『経済運営の基本方針(骨太の方針)』
・財務省の有識者会議が提案
「救急車の“一部”有料化」
軽症者
・2013年 救急車で搬送された人(『消防白書』平成26年版)
軽 症 49.9% ※入院のする必要の無い人
中等症 39.5%
重 症 8.9%
死 亡 1.5%
その他 0.2%
・救急出動件数(『消防白書』平成26年版)
2003年 483万件
2004年 500万件突破
~
2010年 540万件程 ※以降、高齢化も進んで上昇傾向が強まる
2013年 591万件 ※過去最多
この10年で100万件以上も増えている。
救急出動件数が増えれば、現場到着までの時間も掛かってしまう。
2003年 6.3分
~
2013年 8.5分
この10年で2.2分も延びてしまっている。
・島崎修次 教授 国士舘大学大学院 救急システム研究科
<救急車一部有料化のメリット>
軽症者の搬送数が“減少”すれば → 救急車が重傷者のもとに早く到着できる。
<救急車一部有料化のデメリット>
経済的な負担(低所得者や高齢者)
緊急でも躊躇してしまう可能性
「掛かり付けの○×病院へ行け」などクレームの出る恐れも
・海外では救急車が有料というのは珍しくない。
米国ニューヨーク:症状に関わらず1回約8万4千円以上
仏国パリ :重症は無料。軽症は約2万円(10km搬送)
【日本政府】
利用実態など把握の上、一部有料化も含め、対策を検討。
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┗■every.ポイント “緊急性を見極める”
・救急車の出動回数を減らすためには、私たちも緊急性を見極める”ことが
大切ではあるが、なかなか難しい。
そんな時は、
“緊急”電話相談窓口
#7119 :“緊急相談”(東京・大阪・奈良など)
#8000 :こどもの急病(全国)
・東京や横浜市などには『緊急受診ガイド』サイトがある。
東京版 救急受診ガイド|東京消防庁
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kyuuimuka/guide/08bl/
パソコンやスマートフォンから自分に当てはまる症状を選択していくと
相談結果を教えてくれる。
本当に救急車を必要としている人たちを助けることへ繋げていきたい。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・#7119は今年になってTVを通じて知っていたけれど、
緊急受診ガイドなんてサイトがあることは初めて知った。(驚)
これがあったら先日病院へも行かなくて済んだのではないだろうか。
┣・こういう公共性の高い告知こそ、デジタル放送を活かして導入と同時に
テロップを流し、国民の注意を引くべきだろう。なぜやらないのか ??
メモしていて段々腹が立ってきた。(怒)
┗・今の若者の多くがTVではなく、パソコンやスマートフォンで済ませて
しまうことが調査結果からも判っている。これらのメディアへ向けては
発信済みなのだろうか? 逆に高齢者はTVが中心だろうし、中には
メディアを嫌って電気通信を一切断ってしまった人も割と多いようにも
感じている。政府・行政はもっと実状に合わせて行動を取ってもらいたい。