介護と仕事の両立
2015/04/07(火)<介護と仕事の両立>
【news every.】 http://www.ntv.co.jp/every/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┓every.キーワード <介護と仕事の両立>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣■東京都65歳以上の介護保険料(東京都高齢者福祉保健計画)
2025年度 8436円/月
2015年度 5538円/月
--------------
+2898円
・年金だけの生活者には厳しい。
・介護保険を支払う40歳以降には、家族に介護が必要になる者が現れる。
費用だけではなく、仕事や生活にも負担がかかるようになる。
┣■介護・看護のために離職した人
2012年までの5年間 48.7万人 → 年間 約10万人
┣■介護休業制度
・家族1人に対し、通算93日まで休むこと。
・勤務時間の短縮 など
例.
【NEC】の介護制度
<働き方> 休職 :通算1年まで
短時間勤務 :介護の必要がなくなるまで
<経済援助> 休職給付金 :基本給の8割
転居費用補助 :親と同居・転居費用 50万円まで
環境整備支援金:一律20万円
【積水ハウス】の介護制度
休業期間を2年に延長。
【ゴールドマン・サックス】
介護保険の範囲外の料金。年間100時間分を全額負担。
・2012年度の利用者(厚生労働省)
全国 0.06%
・介護休業制度が少ない理由
西久保浩二 山梨大学教授
出世への悪影響など評価が下がることを恐れて会社に打ち明けられない意識が強い
介護中の社員が打ち明けやすい環境を作ることが大事。
┗■every.ポイント
“ニーズに合わせた支援を”
・介護はいつ必要になるかなど計画を立てることができない。
介護する程度も様々。いつまでという見通しも立たず難しい。
企業として一律に制度を作ることは難しいが、様々な人が働き続けられる
職場の環境作りというのは、企業がこれから生き残っていく上でも重要。
一人一人のニーズに合わせた支援を工夫して支えていくことが求められる。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・自分は40過ぎのオッサンだが『介護保険』導入することに全く気づかなかった。
『郵政民営化』などは選挙の結果で判定しようとしたのに、なぜこれだけの
社会問題をソロッと決めてしまうのだろうか? 優秀と言われる官僚共だが
私から見れば身勝手そのものだ。
┣・介護制度が充実されるのはほとんど大企業ばかりだろう。その埋め合わせが
下請け企業にさせられるだけ。ゆえに公平となる『介護保険』導入は理にかなって
いるとも言えるが、徴収しても使い勝手に不具合・不平等が生じてはかえって
国民の不満は増すばかりだと思う。『育児施設』なども似たようなものだ。
┣・国民の不満を解消させるには選挙の結果で判定を下すのが一番いい。現状を
メディアを使って詳細に報告し、それら課題に対して立候補者が対策案を掲げ
自分の考えに合った者へ投票する。これが本来の民主主義の姿だ。アメリカの
『オバマ・ケア』も色々と問題が生じているが、成立に向けては理にかなう。
┣・『核家族』であることのリスクを国民に浸透させるべきだ。また家族問題で
親子の絆が崩壊している家庭もあるだろう。突き詰めると『介護保険』の充実
実質増税ということになるとは思うが、それこそ選挙で判定すべきだと考える。
┗・誰だって“弱者”を助けたいし、悪くは言いたくない。しかし一方的に助けて
ばかりいるにも限界がある。介護のみならず人生そのものが見通しの立たない
ものではあるが、選挙で決めたルール作りは必要だ。
今の『介護制度』は傲慢に私には見受けられる。