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一体誰が買う!?最高級品調査隊

2015/04/03(金)<一体誰が買う!?最高級品調査隊>

【所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!】
 http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/index.html

www.tv-tokyo.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓一体誰が買う !? 最高級品調査隊
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┣■最高級品調査隊 やかん編

 ・やかんは漢方薬などの薬を煮出す道具として誕生、600年前からお湯を
  沸かす為に使用され始めた。

 ・業務用調理器具を取り扱う“かっぱ橋道具街”の店で、最も高いやかんは
  【ニイミ洋食器店】で販売されている10Lが入る1万5200円。

 ・新潟県燕市【玉川堂】(ぎょくせんどう)
  玉川基行 社長(7代目)
  1816年に創業、200年に渡り銅器を製造。
  最高級のやかん(継ぎ目が一切無い)を作れる職人は2人しかいない。

  最高級のやかん職人・玉川達士さん。
  父は人間国宝の玉川宣夫さん。
  銅で木目模様を作り出す金属加工技術の世界第一人者。

  やかんの寸法に合わせた1枚の銅板を丸く裁断。木槌で周囲を叩ながら
  成型していく。銅のやかんは熱伝導率が高く、ステンレスより3分も早く
  湯が沸騰する。値段は1個40万円。

  1930年(昭和5年)から今までに数千個を販売した。

 

┗■最高級品調査隊 毛抜き編

 ・今や100円ショップでも買える「毛抜き」。無駄毛を抜き、身だしなみを整える
  女性にとっての必需品。

 ・だが毛抜きを普段から愛用している人たちも多少の使いづらさを感じており
  平安時代の随筆、清少納言の『枕草子』の一節に
  “めったにないもの”の例えとして、

  「姑にほめられるお嫁さん。
   毛がよく抜ける銀の毛抜き。」

  とあり、使い勝手の良い毛抜きが滅多になかったことが伺える。

  毛抜きは室町時代以降、庶民の間に広まったとされている。


 ・東京都足立区梅島【倉田製作所】
  住宅街。一般住宅の奥に作業場がある。

  うぶ毛用の毛抜き、骨抜き用と用途に合わせて8種類が作られている。
  中でも最も高級なのがうぶ毛用。

  ステンレス棒を手動のプレス機で薄く伸ばしていく。型抜きで全体の形を整え
  手作りのペンチで折り曲げる。金槌で毛抜きの弾力を調整。最高級品は強引に
  刃先を広げても元通りになるのが特徴。『満峰の毛抜き』値段は1万3000円。

  大量生産されている毛抜きは刃先に僅かな隙間がある物が多い。
  そのため毛を巧く挟めず、余分な力が加わって痛い思いをする。

  最高級の毛抜きは手作業のため僅かな隙間も見当たらない。抜き心地が優しい。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┗・『ニッポン大発見!』SPで、日本製品を絶賛するシリーズなのだけれど
  日本製に限らず、最高級品はその見事な機能ぶりに見ていて欲しくなって
  しまう。やかんは40万円と手が出しづらいが、毛抜きは手軽で男性でも
  いや男性だからこそ1つ欲しくなってしまう逸品だと思う。注文したい。
  既に予約が殺到で、半年待ちの状態だという話だった。